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民泊事件簿④

 室内へ入ります。

 扉を開けると、リビングダイニングが目に飛び込んできました。と同時に、足元にはスリッパが揃え、、、られていませんでした。

 不揃いで乱雑に置かれたスリッパは、明らかに数時間前に使用されたままのようです。

 

 テーブルの上にはホワイトボードが置かれ、そこには中国語と思しき文字で、注意書きが書かれていました。

「大声を出すな」とか

「ゴミを外に出すな」とか

「備品を持ち出すな」とか  そんなところでしょう。

 

 設備は、冷蔵庫、ポット、コップ等、一通りは置いてあります。

 しかし、歯ブラシは持参する必要がありそうです。その点は、ホテルとは違います。

 

 風呂場へ移動してみると、追い炊き可能な、昔よくあった深くて真四角な浴槽が設置してあります。生活感がうかがえます。

バスタオル等はあるのかなと、視線を変えてみると、洗濯機の上に置いてありました。

 しかし、これは明らかに使用済みです。

 ぐしゃぐしゃに折り重なり、薄汚れており(何故かバスタオルが黒ずんでいる)、湿っぽい。

 バスタオル、フェイスタオル共に同じ姿であり、とても使う気になれないのは、言うまでもないでしょう。

 

 この時点で、「ここに泊まるのは危険」と頭のどこかでハザードが鳴っていました。怒りと言うよりも、諦めと次に来るであろう怖さを感じずにはいられません。

 

 キッチン台へと方向転換し、食事の準備に使えるものは無いかを確認します。キッチン台には特に問題はなさそうなのですが、足元に違和感を感じます。

 

 ゴミの山が鎮座しています。

 

 日本へ旅行に来る中国人が爆買いをし、その紙袋や箱などの梱包材を散らかすことをニュースで紹介していたことを思い出しました。

 

 このマンションの近くにある、ビッカメ、高島屋等の袋がゴミの構成員です。

 

 「これって普通なのか?」と思ってしまう程、堂々と置かれている様に、啞然とします。

 部屋に入って10分も経たないうちに、色々と見せつけられ、疲れも感じつつある中ではありました、、

 

 「もうこれ以上何もないだろう」

 そんな淡い期待を木っ端微塵に砕いたのは、ベッドルームに入った時でした。(続く)

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